西宮市の甲陽園エリア、閑静な住宅地の中でも、あえて人通りの多い角地を選んで、居を構えられたN様。 そこは、ようやく出会えた「店舗付き住宅を建てたい」という長年の夢を叶える、理想の場所でもありました。 外壁は、シックなグリーンとレンガ調のツートンで張り分け、パッと目を引きながらも風景に溶け込んだ、 お洒落な佇まい。 N様のこだわりが隅々まで詰まった、居心地の良いお住まいです。 そんなN様にお家を建てた時のお話をうかがいました。
伊丹市でヘアサロンを経営していますが、将来は地元で店を開きたいと考え、 店舗付きの家を建てられたら・・・という憧れがありました。 ところが、子供たちの教育環境を変えたくなかったこと、実家も近い甲陽園エリア限定で、 しかも店舗も一緒に新築でと条件が多かったことから、なかなか希望通りの物件に巡り合えず・・・・。 一時は、家を建てる夢そのものを諦めかけたこともありました。
そんな時、当時住んでいた家のすぐ近くだったこの場所が分譲される事を知り、ヴィレッタの杜・ ハウジングネットワークさんに連絡。 まだ区画整理も始まっていない段階で、私たちの問い合わせが一番乗りだったそうです。 おかげで、通りに面して、店を構えるのにもぴったりな日当たりのよい角地に決めることができました。 この土地と出会ったのはまさに運命。
無事、予算内にも収まってインテリアコーディネーターさんや建築家さんと相談を進めながら、実際に家が建つまで、 とんとん拍子。本当にスムーズでした。 土地探しのアンテナをひたすら張り巡らせていた頃は、もう出会えないかもしれないと不安になったこともありましたが、 今ではいい思い出。 諦めず、妥協せず、理想の土地を探し続けて良かったと実感しています。
テーマはズバリ「男前」。 とにかくカッコいい、雰囲気のある家を目指しました。 1Fの店舗部分は、一軒目の店とテイストを合わせ、フロア材やクロスもシックで落ち着いたものをセレクト。 店の入り口となる扉は、自分たちで好みのものを探し出して、大工さんに頼らず取り付けたんですよ。
2FはLDKとバスルームや洗面所など、水廻りをひとつにまとめ、3Fは子供たちと私たちの寝室。 基本は、すべて2Fで完結できる間取りにしたかったんです。 だから、カウンターキッチンに収納棚を取り付けたり、ランドリールームにも収納スペースを設け、 物干しも洗濯機からベランダへ一直線にできるようにするなど、動線についてはかなり拘りました。
何もかもイチから決めるのは大変でしたが、迷ったらインテリアコーディネーターさんに相談。 アドバイスをいただきながら、家づくりを楽しむことができました。 例えば、クロスの種類は、質感や素材など本当に多彩でびっくり。 小さなサンプルから、これを部屋に貼ればどんな雰囲気になるだろうと想像しながらのクロス選びは、 特に楽しかったですね。 「男前」をテーマに、味わいのあるシックなカラーばかりになりましたが、全体的な統一感と他にはない カッコよさが出せて、満足しています。 また、3Fの3部屋は扉の色が一つ一つ違うのもこだわりポイント。 部屋のテイストは、暮らす家族それぞれの好みに合わせています。
1Fは店舗、2F・3Fを住居エリアにという基本をまず決めて、設計をお願いしました。 月曜の店休日を打ち合わせの日と決め、週に一度コーディネーターさんと建築家さんと顔を合わせながら、 こちらの要望を伝えたり、的確なアドバイスや提案をいただけたりできたのは大きな安心感につながりましたね。
初めての家づくりで、悩みながら「こうしよう」と決めてもネットや雑誌などで素敵なインテリアや部屋を見ると、 「やっぱりこっちにしようかな」と迷いが出てきてしまう事も。 そんな時でも、できる事・できない事をきちんと踏まえた上で、私たちの要望に最大限寄り添って、提案して くださったのはありがたかったです。 将来の店舗拡張を想定したビルトインガレージや、細かい部分ではコンセントの位置や数、立地を考えた窓の 大きさなど、これまで多くの家づくりに携わってこられたプロ目線のアドバイスも、とても参考になりました。
断熱材で、家を丸ごと包み込んだ設計になっているので、夏は涼しく冬は暖か。 床暖房が入っているの?と言われることもあるほどです。 カウンターキッチンから見たリビングは広々としていて、お気に入り。 「隠す収納」にこだわって、できるだけ物を置かない工夫をしています。 居心地が良いみたいで、家族みんなずっとリビングで寛いでいるんですよ。 新築の良さは、なんと言っても自分たちの思うままにできること。 近所だったので、施工中は何度も足を運んで理想がどんどん形になっていくことに感動していました。 家の雰囲気に合わせたシャビーな家具や家電を探して、少しずつ揃えています。 そんな楽しみも、新築ならではですね。
設計された際のポイントは? やはり、異国の情緒を感じられる外観デザインです。 今回のN様からのオーダーは、「デンマークのニューハウン地域にあるアンデルセンが愛した街並みをイメージした、 お洒落なカッコいい店舗付き住宅を建てたい。」とのことでしたので、そのご希望をベースに提案をさせていただきました。 私も初めて聞く街の名前だったため、写真などをインターネットなどで検索して参考にしました。 ニューハウン地域はカラフルな色彩住宅が並ぶ素敵な街で、中でもグリーンの建物がひときわ目立っていたのが目に付き、 打ち合わせの際「以前から緑色で、一部レンガ調なヨーロピアン風の建物に住む夢がありました。」とN様がおっしゃって いたため、外観のアイデアに積極的に採用させて頂きました。 その結果、全国でも珍しい六叉路の角地という特殊な立地もあり外観が一番映える形となり、街のシンボル的存在になり且つ 気軽に入りやすい店舗兼住宅になるよう意識し、お洒落で風格のある佇まいの夢のマイホームが生まれました。 これからマイホームを検討される皆様へヒトコトお願いします! 私は、普段より「家族が愛してやまない、実用的にも使い勝手が良い設備システムをもつマイホームを皆様にご提供する」 ことをモットーに設計を行っています。
お家は見た目や内観のデザインは勿論、実用的にも使い勝手が良くなければなりません。 ずっと長い時間を過ごす場所だからこそ、こだわりは大切ですし、それを実現する事こそが私達の重要な使命だと思っています。 皆様も、カッコいいだけじゃない「家族のぬくもりを感じさせる実用住宅」を建ててみませんか? 是非、お気軽に皆様の夢のお家についてお聞かせください!